白木原 雪乃さんのタイトル

Interview

テンプル ──

私を信じろ、特別なのは私だ、というのではなく、1人ひとりがその一滴を持っているというのが素晴らしいですよね。

清水 ──

だからこそ「We have one drop」と歌っているんです。宇宙創造の一滴を持っていることに気がついている、時代を変えていくために降りてきたリーダーが日本に少なくとも5万人はいるそうです。「その方々のために旗を立てて待っていなさい」と霊人天風先生に言われました。 そして、ワンドロップを世界共通認識にする。その活動をただひたすらにしています(笑)。

テンプル ──

本格的な交響曲を作ったり、聖歌隊を結成して各地で合唱したりもされていますよね。

清水 ──

12月のある日の真夜中、事務所のトイレに座っていたら声が聞こえてきたんです。その方に、こう訊かれました。「清水君、君はベートーヴェンを知ってるかね」「もちろん、知っていますよ」「第九を知ってるか」「知ってますとも」「その第4楽章の歌詞の内容を知っているかね。その歌詞を調べてごらん」と。次の日、その歌詞をプリントアウトしてトイレに入り、その歌詞を指で追っていきました。

「はい」と合図があったところを読んでみると『星空の彼方に神を求めよ。星々の上に、神は必ず住みたもう』と書いてありました。「この当時はこの歌詞で良かった。でも今は、大いなるもののエネルギーは宇宙に遍満し、同時に自分の中にも入っている。それを分かっている人が現れているので、もうこの歌詞ではその人たちに合わない。だからその人達に合った曲を作って歌いなさい」と。

テンプル ──

すでにそれが分かっている人は、年末に歌うのは第九ではなくワンドロップの歌がいい、ということですね。

清水 ──

でも断り続けていました。その方は1ヶ月の間に何度もいらしたんですが、ようやく借金も返し終わったばかりで、もうお金のかかることはやりたくなかったんです。 ワンドロップ・プロジェクトも始まるか始まらないかの時でしたし。でもその声があまりにもしつこくて…。しかも、作曲は宮川昭夫さんに頼めと指定まであって。当時、僕は宮川さんを知ってはいましたが、秋葉系のポップな作曲家だと思っていました。きっと交響曲の作曲は断ってくれるだろうと、形だけ話してみるという感じで宮川さんに会ったんです。

そのとき宮川さんに、「交響曲なんてできませんよね?」と、今考えると失礼なことを言ったんです。ところが、宮川さんから「できます」と返事があって困ってしまって…。それでまたトイレに駆け込んで、その声の主に「出来るって言われてしまったんですけど~」と泣きつきました。そしたら「だから、最初からそう言っているでしょう」と。

テンプル ──

その一連の会話の主は誰だったんですか?

清水 ──

名前を聞きました。「あなたは誰ですか」と。そしたら「イエスだ」と名のったんです。

テンプル ──

うわ~、イエス登場! イエスはハープを演奏される音楽家でもありましたから、そのイエスから「宮川さんに頼め」って個人名で依頼があったのなら、他に選択肢はないですね(笑)。イエスと会話をしているときの感覚というのは、天風さんや倭姫様などが入られた時とは違うんですか?

清水 ──

どなたが来たときも、グッと胸の中心から湧き上がってくる感じです。と同時に、イエスが来たときは、外からも響いてきて、まるでエネルギーのカプセルに包まれて反響している感じというか、声がそのエネルギーから聞こえてくるというか…。 自分の全部を包み込まれて逃げられない感じです。

テンプル ──

頼み事さえなければ、イエスのエネルギーに全身包まれているなんて、これ以上ないほどの至福ですけど(笑)。

清水 ──

本当は逃げたいくらいでしたが、宮川さんに承諾いただいた以上、 作曲料だけはどんなことをしてでもお支払いしようと愛宕さんと腹を決めました。ちょうどその頃、ある方が、そんなに重大な案件でもないのにわざわざ東京にセッションを受けにいらっしゃいました。近況を聞かれたので「実は交響曲を作ることになって…」という話をしたら「それはお金がいるんでしょう?」と、その翌週わざわざまた上京されて、玄関先でお金だけ置いてそのままお帰りになるということがありました。その他にもいろいろふしぎなことがあり、交響曲を作ることができました。

ある時、クイーンのあるライブ映像を見なさいという指示が来ました。映像をみて初めてそこに集まった観客全員の気持ちが1つになっていくという圧倒的な音楽の力を感じました。それまで音楽にあまり興味がなかったんですが、音楽にはこんなすごい力があるのかと。本を読んでも一度に全員が同じ気持ちにはなれません。でも、音楽は人々の心を1つにする力がある。その姿をみて、本気で時代を変えようとしている意志が働いていることを実感しました。

テンプル ──

ケイシーは、音楽の力についていくつもリーディングを遺していますよ。

一例ですが、 『天界に音楽がある故に、自然の中で生育するものに音楽がある。それ故、自然界そのものにも音楽がある! バラの成長の音楽があり、色彩を生み出すあらゆる植物の音楽があり、身の周りの環境の啓発、聖化に向けて花を咲かせるあらゆる人にも音楽がある!』 (949-12)

『音楽は精霊の美の一部である。覚えておきなさい、音楽だけが有限と無限の間を行き来するのである』 (3659-1)

ところで、この曲は完全に清水さんと愛宕さんの作詞なんですか。天風さんや倭姫様のメッセージも入っているのかと思っていたんですが。

清水 ──

曲が先にでき、その音符の数に歌詞をはめこむ方法で作りました。その際、作曲家の宮川さんからルールを1つ言い渡されました。それは、神や仏といった言葉は使わないこと。それで神を「あなた」と呼ぶようにしました。「あなたのあい」の「あい」は天意と書いて「あい」と読ませ、私たちは大元の一滴を持って、その「あい」をこの地上で表現するために生まれてきた。それが喜びである。そんな歌にしようと決めた途端、歌詞が次々と湧いてきました。

僕たちは最初、こんなに大勢の人が歌ってくれるようになるとは思ってもいませんでした。指示されたことを、ただやればいいと思っていたんです。 聖歌隊の中には歌いながら涙を流したり、聴かれた方からも何かを思い出したと言われたり…。何が起こっているのかいまだによく分かりません。

テンプル ──

聖歌隊の支部は日本各地にあるそうですが、メンバーは練習も本番も手弁当。年会費と交通費、衣装代も自費で本番直前は平日にも練習をされていらっしゃいますよね。皆さん、お仕事はどうされているのかと、こちらが心配になるほどの熱心さ。しかも海外まで歌を歌いに行かれてますよねぇ。

清水 ──

現在は、札幌から沖縄まで日本各地9カ所でそれぞれプロの先生について練習をしています。皆さんからの会費は、レッスン費や会場費として使っています。交響曲の初演は奇しくも2017年12月24日。イエスに言われて聖歌隊を始め、会場を探したらクリスマスイブのこの日しか空いてなくて…。東京以外のメンバーはレッスンが始まったのが2017年2月から。年末までに難しい曲を仕上げなければいけない。隊員や指導の先生方にもプレッシャーがありました。

テンプル ──

しかもその時1回限りの公演ではなく、現在も引き続き聖歌隊が続いているというのが素晴らしいですよね。

清水 ──

演奏会をすることを目的にしていたわけではなく、引き続き練習をして、いつか世界同時に歌いたいと思っています。主催のイベントだけでなく、他のイベント主催者の方からも演奏の依頼をいただくようにもなりました。ただ、お伝えしたいのは、ワンドロップ聖歌隊だけが、NPO法人ワンドロップ・プロジェクトの活動ではなく、目的はワンドロップを世界共通認識にするということ。聖歌隊はその一環なんです。

テンプル ──

世界何か国かで同時に歌い、地球をその歌の波動で包みたい、というようなビジョンで活動をされているのかなぁと私も思っていました。その交響曲が出来たあと、イエスからの次なるメッセージは来ているんですか?

清水 ──

イエスからのメッセージは、いつも一方的です。肩を抱きながら「弟よ」って言ってくるんですよ。 いつ僕はブラザーになったのか…(笑)。 イエスが来る時には少し前に分かります。神聖でありながら通常ではない雰囲気に包まれます。ある日、こう聞かれました。「弟よ、人間は創造するものか、創造されたものか。どっちだと思う?」 それを何度も何度も、答えるまで延々に質問が続きます。分からないから右を向くと右から包まれ、左を向くと左から包まれ、どっちを向いても「人間は・・・」と聞いてくるんです。それで、「創造されたものだ」と答えたら、白けた空気が漂ってシーンとした冷たい感じになり、「いえ、創造するものだと思います」と答えたら、「せいかーい!」といった感じで、途端に喜びの波動が伝わってきます。そういったことが何度も続きます。

「元々人間の本質は創造主である。それが人間の霊魂(たましい)に宿っている。造り手であるなら、地球が壊れた時は直せるだろう。人間の本質には宇宙そのものが入っているんだから元に戻すことができるんだ」 そう言うんですよ。そんな、聞いてもないことを言われても…。誰か、他の人に頼んで下さいよ~と、そんな気持ちになりました。