トレーニングを受ける生徒さんは、同時にSEのセッションを受けますよね。灯されたロウソクの火を別のロウソクに移すように、マイケルさんから受け取って帯びてきたSEのエネルギーを、別の方に移しているのかしら?と思ったことがあるのですが、その見解で合っていますか?
火を移すというよりは、電気スイッチをONにするような感じで、エネルギーの流れが滞って閉まっていた扉を開いてあげる感じだと思います。SEはグループでセッションをすることが多いのですが、同じ部屋にいると、互いが繋がり合っているという相互接続の感覚が生まれます。そのことで、1人の神経の詰まりが開くと、同じようなブロックやパターンを持っている別の人に共鳴が起こり、その人たちの扉も開いていきます。
グループセッションでは、1度に16名、20名がセッションを受けますが、あるクライアントに対し働きかけたことが別のベッドに寝ている他の方にも共鳴して解放が進むというのは興味深いなと思います。
そうですね。そして、グループが大きくなればなるほど共鳴や相互接続性が高まると感じています。グループの中にいる敏感で感受性が高い方々にまずフォーカスして、その方々がオープンとなり受け取る準備が出来ると、その場のバイブレーションが増大し、その部屋に相互接続が起こりやすくなります。
また、1人が泣き始めると、他の方も自分も泣いていいのだという許可を自分に与えることができ、解放が始まっていきます。それはこれまでたくさん起きてきたことですし、日本でもヨーロッパでも同じような現象があります。同じグループ内でのシナジー効果、相乗効果は、他の人の目覚めを促すように思います。
Table dance in Trance the goddess's are with us and the spirit is lifted. Swimming together is a sea of transformation and bliss
Michael McBrideさんの投稿 2017年3月19日
マイケルさんのセッションを拝見していると、身体を触るということだけではなく、何かクライアントさんの心の琴線に触れることを云われ、その結果としてクライアントさんが涙される、ということがよくありました。それはこの身体だと、傾向としてそういうことがある、という経験値で話されているのか、それとも直感のようなものから、その方特有の何かをキャッチされているのか、どちらなのでしょうか?
様々な要素が組み合わさっています。直感だけということでもなく、その方のブロックがあるエリアをソマティックで見つけていき、その分析の結果に基づいてお話しする、ということもあります。肉体や感情的なブロックをみれば、その人がどのような人生上の課題に取り組んでいるかが分かります。同時に、様々なタイプのバイブレーションの方々と長年触れあっていますので、クリアにそこが分かる、直感的にそれが分かる能力を持っているとも言えると思います。
正しいコンビネーションで触れること、やさしいアファメーションのようなもの、そしてその人の役に立つことになる自然に降りてくる言葉。その言葉は自然に話しているんですが、まさにちょうどその人に必要な正しい言葉であったりしますが、それが瞬間的な癒しや解放を促すきっかけになったりします。私に関していえば、直感的な能力が開発されているということがあるのかもしれませんが、他の方もチューニングしてクライアントさんに意識を合わせたり、経験を積むなかで自分の内側の声を信じられるようになれば、可能なことだと思います。
普通はそのような声を得ていたとしても信じていない、一歩下がってしまうということがあるように思います。「今日は傘を忘れないようにしなきゃ」とか「今日はこの本を持っていかなければ」という直感が湧いたならそれに従ってみる。そうすればそれが後から確証となってきます。湧いたものが小さなこと、大きなことに関わらず直感には添ってみる。それも自分のセンスを磨く1つの方法かと思います。