入江富美子氏のタイトル

Interview

入江 ──

私達の本物を見る目を養ってくださる人々かもしれませんね(笑)。私が思い込みの世界にいた時は、世間体を気にして、もっとちゃんとして、こうしたほうがいいって心から思っていました。時代もありますが、窮屈な世界にいました。でも、今は、自分が茶髪側の方に回れました(笑)。

テンプル ──

これが正しい、あれが正しい、これじゃないとダメっていうのを、どんどん取っ払ったら、もっと自由になって、1人ひとりの個性が輝き始めるんでしょうね。

入江 ──

そうですね。自由でありながら「礼を尽くす」ことは大切だと思っています。なので服装なども相手を思ってお洒落をするのは幸せです。これからは二元の世界から自由になってくると思いますね。でも、そのためには、どんどん二元にぶつかることです。そして自由といっても、その中で1つ沿うべきものを持つ。宇宙の理(ことわり)、宇宙の節理みたいなもの、縦の筋目に沿っていくのは、すごく大事だと思います。

例えば水で例えると、水は自由に器に合わせて形をいくらでも変えますよね。一番上から水を流したら、流れるべきところにちゃんと流れていきます。水が流れるように生きる。水って湧き出している源泉より、いろんな道を辿った先の、一番下の水の方が情報も栄養も豊かなんだそうです。

だから、その人のみたまが豊かで素敵になるためには、みたまが通らせたいところを通る必要があります。でも、この岩は嫌、この草は嫌、こんなところは汚いから通りたくないっていう思いばかりだと何の吸収できない。でも、水にまかせておけば、ここは嫌だけど、ここでは栄養をたくさん吸収出来る。ここも嫌だけどみたまが磨かれるっていう感じで、そこを通過していくうちに、最後は、気づけば最高の「その人」になっていると思うんですよ。

それが分かり出してから、何かを通るときに抵抗を感じたら、その抵抗を価値判断なく全部クリアリングしています。そしたら、また流れ出す。そして、水が高いところから低いところに流れるように、自分の思いが、みたまより上にあると流れません。だから、みたまより自分を低くするために「下坐」がある。そうして進んでいくと、自分に分かる方法で「これで良かった」っていう祝福のサインが来る。水って堰き止められても隙間から流れていき、流れるように流れる。だから、どうせ最後は最高になるんなら、苦しんで通るより、喜んで通りましょう、というのが大事だと心から思っています。これが天の理通り素直に生きることだと思います。

テンプル ──

今日は長い時間、お話をありがとうございます。ラッキーなことに、ふーちゃんはまだ若いし、あと30年は現役でいられるでしょうから、これからもっと、宇宙に喜びと感謝を増やしていく人が増量しますね。

入江 ──

私、6年前に死ぬような体験をしたじゃないですか。おかげさまで、私もいつか死ぬんだって実感で分かりました(笑)。だからいつ死んでもいいように、生きている間にどこまでみたまでこの地球を生きられるかーって楽しんでいきます。眠ってるみたまが目覚めていく喜びは歓喜です。ぜひ生きている間にみたまで生きる意味を知ってほしいと心から思います。

テンプル ──

ケイシーのリーディングに『人生を建設的に使う限り、望むだけ長く生きられる』『与えるべき何かを持ち、それだけの価値がある限り長く生きられる』っていうのがありますよ。ふーちゃん、肉体の使用期限が来るまで命が更新されたから大丈夫。地球でのお役目がある限り、何かあっても天からの守護が入りますから。

入江 ──

その言葉とても素敵ですね。与えるべき何か、それをそれぞれが見出していくんですね。喜びを自分の周囲に増やせる人は宇宙から、世界中から、大自然から求められると思いますからね。

いつも思うのですが、ケイシーの言葉は染み渡りますし、多くのみたまを勇気づけるものですね。それを伝えている光田秀さんや、菜央子さんは、与えるべきなにかを惜しみなく伝えておられます。これからもともに学ばせて下さい。私もまだまだ工夫しつつ好奇心を持って生きていきたいです。

最後に、これを読んでくださっているみなさん、本当にありがとうございました。 私のままでいいんだーってさらに喜んで楽しく生きていただきたいです。

テンプル ──

私は『へそ道®︎』0期生ですが、あれがいつのことだったか調べたら2013年。まだ10年しか経っていないことに驚きました。この10年間の、ふーちゃんの変化と進化がすごかったから。

だから、今は今の『セレブレーション』があるように、1年後、2年後は、また別のフェーズのふーちゃんがいるように思います。これからもずっと進化して、新生・入江富美子になり続けている気がします。その変化、変容ぶりを近くで見させてもらえるのも楽しみ。

ということで、今日は2023年版のふーちゃんのお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。

今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

インタビュー、構成:光田菜央子