清水 浦安さんのタイトル

Interview

テンプル ──

それは僕の役目じゃないよ。地球の修理なら、他に適任者がいるでしょうよと。

清水 ──

「地球は人間の勝手な振る舞いで、環境を破壊され、汚されているだけでなく、人間の出す我よしの悪想念で覆われ、地軸まで歪んでしまっている。人間は、ワンドロップを宿した存在であると気づき、『創造するもの』だと気づけば、想像したものを現実に創造することができる。気づいた人間が、今できることの最善を尽くし、完全に美しい、光り輝く地球を想像できたら、地球の環境だって元に戻っていく。だから美しい地球を心に描け。その描いたものが地球の中心に届けば、共振共鳴してそのようになる。創った者は直すことができる。君も生命、宇宙も生命、地球も生命。ワンドロップに心を合わせたら地球と共振共鳴ができる」 そういったことを何度も何度も聞かされました。こんなこと、僕に聞かされても…。もっと影響力のある方に頼んでくださいよ、有名人でもない僕に言わないで下さいよと、何度伝えたことか。

テンプル ──

人間が破壊しつつある地球。でも私たちが美しい地球の姿をイメージできるなら、まだ元に戻せるとイエスは言われているんですか。それは希望ですよね。自然の力は計り知れないから、人間がいなくなったら地球の自然は元の姿に戻っていくだろう…と少々悲観的に思っていましたが、私たち人間の想像力と創造力によって地球を復活させることができる。イエスがそう言われているなら希望が生まれてきますね。

ONE DROP LAND

清水 ──

アセンションという言葉が今、盛んに言われていますが、 たとえ地球がアセンションしても人間の世界にアセンションは起こらないんです。全ての人の霊魂(たましい)にワンドロップは宿っています。人間が自由意志を持っているから、それを誤用したり、我よしの考えが先行して、地球の明るい未来にNOと言うこともできます。

ワンドロップの歌は『私たちの霊魂(たましい)にワンドロップが宿っていることを思い出しました。私たちは、愛と平和を想像し、創造するために生まれてきました』という宣言の歌です。イエスは「物事は、宣言に始まり、宣言に終わる」と言っています。宣言は意志の発露だと。その意志に宇宙が呼応する。だから、この宣言の歌を歌い続け、それに共振する人たちが集まり、それが臨界点を超えると新しい世界が現出すると言われたんですね。

この歌を歌う人が一定数を超えた時、オセロの駒がパタパタとひっくり返るような現象が起こる。それをやってみないか。そう言われて活動してきました。

2017年12月24日 初演

テンプル ──

地球が元に戻るデッドラインはないんですか?

清水 ──

以前、地球の健康診断をやったことがあります。筋肉反射テスト(キネシオロジー)を使って、地球の健康度を数値化したんです。様々な年代や性別の方を選んで、あなたが地球だとすると1900何年の健康度はどれくらいですかとテストして数値化し、その平均値を出しました。

テンプル ──

表を見ると、今年2020年、2030年は随分と数値が低いですね。でも100年後の地球の健康度は上がっています。

清水 ──

その時、人間の意識が格段に上がっているのか、もしくは人間がいなくなっているのか…。地球にとって今の人間の存在は、癌細胞のようなものなのかもしれません。

テンプル ──

地球の美しさを様々なアートや文学で表現しているのも人間なら、残念なことに破壊しているのも人間です…。

清水 ──

この銀河系に太陽と同じような恒星は2000億個あると言われています。地球が駄目になると、まず太陽とのバランスが崩れ、他の2000億個とのバランスも崩れます。銀河系が崩れれば、他の銀河系とのバランスも崩れてしまう。だから、地球をダメにするわけにはいかない。そうなると地球を残すために人間が滅ぼされるかもしれない。ノアの方舟の大洪水が起こったように、過去人間は何度も滅ぼされかかったと言われています。

テンプル ──

現在、ハワイに住んでいるハンク・ウェルスマンという人類学者が、5000年後の未来を生きている自分の身体に入るという不思議な体験をされています。博士によると、5000年後の地球の文明は既に崩壊し、いわゆる原始人と言われる人たちだけが生き残っていました(*この本については、ブログで紹介しています)。

清水 ──

僕は以前、喫茶店で人と話をしてる時、突然、光の存在に導かれ、もう一つの地球を旅したことがあります。その光の存在はシルクハットをかぶったセントジャーメインでした。僕の波動が低いから彼のステッキにつかまるように言われ、つかまったとたんに太陽の中心に連れていかれました。そこでは今度はイエスが待っていて、もう一つの本当の地球を見てきなさいと言われました。気がつくと、地球そっくりな場所に降り立っていたんです。そこはお金のない世界で、その地球の人は、何をしたら周りの人が喜んでくれるか、そればかりを考えていました。

小学校に行くと、思い方教室をやっていました。種を手に持ち、どんな花が咲くかをまずイメージして絵に描く。そして自分が思った通りの花が咲くかどうかを観察する。そんな想像と創造の授業をやっていました。移動は馬車です。僕が住んでいる地球には新幹線や飛行機というものがあって、もっと早く移動するんだと言ったら、何でそんなに早く移動する必要があるの?何故もっとゆっくり移動して旅を楽しまないの?急ぐ必要なんかないのに…と。 そんな世界なんです。

僕はレオナルド・ダ・ヴィンチの講演会に参加しました。ダ・ヴィンチはこう言っていました。あのモナリザの絵は、鏡に映ったモナリザを描いたもの。太陽に反射しないように金属は全部外させたそうです。何を意味するかというと、自分たちが生きている世界は『虚の世界』である。それに対して『実の世界』を鏡の中の世界に例えて描いた。モナリザの横に描いた山に続く小道は父の御国に帰る道を顕している。自分達に起こる出来事は、全部自分の霊魂(たましい)を磨くために起こる出来事で、本来は幻想なんだ。ただただ、僕たちは父の御国に帰るために霊魂(たましい)を磨いていく。そんなメッセージがあのモナリザには秘められているそうです。

実際ダ・ヴィンチは鏡に映した世界をよくスケッチしていたらしいですね。真実の世界を鏡の中に見て描いたと『もうひとつの地球』での講演会で言っていました。

テンプル ──

あのモナリザの横の小道が御国へ戻る道を顕していたなんて、鳥肌です。