森 美智代さんのタイトル 

Interview

テンプル ──

森先生は、いつも自然体ですよね。いつも、ゆるんでいらっしゃるというか。緊張したり凝ってる筋肉が全然なさそうです。

そういえば、森先生は、肉体だけじゃなくて霊体でも治療をされていらっしゃるそうで、患者さんが自宅で「助けて森先生!」と叫ぶと、小さな森先生が助けにきてくれると。

森 ──

患者さんで「森先生が夢の中で治療してくれて治った」と教えてくれた人がいたんです。そしたら 「調子悪かったけど、夢の中で森先生が治療してくれて朝起きたら治っていた」という人が何人か出はじめて…。

自分では自覚も意識もなかったからわからなかったんですけど、ある時、インドから帰ってきたヨガの先生が来院され、不整脈で1分間に35回くらいしか脈をなくて、お医者さんに「ひどい不整脈だから1週間後に同じ状態だったらペースメーカーを入れましょう」と言われたそうなんです。その方はサイババの信奉者だったんで「ババ様、助けて下さい」って祈っていたら私の顔が浮かんだので来院されたんですね。

私は脈診でみる経絡治療をやっていて、脈を変えるのも得意なんです。食養生や西式の運動を自宅でしてもらいながら週に何度か来院してもらって、針の治療をしたんです。いよいよ明日再検査っていう時、その患者さんに何故だか「検査の時に『助けて、森先生』と言ってみてください」と言ってて…。どうしてそんなことを言ったのか自分でも分からないんですけども、口が勝手に言ってました。

翌日、その患者さんが病院で心電図をつける時に「助けて、森先生」と言ってみたら、幻の私が出てきて心臓にスッと入ったらしいです。そしたら胸が楽になって、心電図計を見ていた看護婦さんに「急に脈が正常になったけど、何かされましたか?」と聞かれたので「幻の森先生がここに入った」とは言えないので笑ってごまかしたそうで…。もし、言ってたら心療内科に連れて行かれていたかもしれませんね。

そうやって、あちこち私は行っているらしいんです。はせくらみゆきさんに「不思議なことが起こって、朝、目が覚めて留守番電話を聞くと『昨夜はお世話になりました』っていうメッセージが入ってることがあるんですよ」と伝えたら「6次元の人になったらバイロケーションが起こって、勝手に自分が分裂して人を助ける」って言われたんです。私、分裂してまで人を助けるいい人になったのかと。

ニューヨークの小林健先生からは「森先生は天然のヒーラーだから、太陽のようにエネルギーを出しまくっていて『助けて、森先生』と誰かが言ってチャンネルがあうと、その人にエネルギーを送っているんだよ」と言われたんです。知らないうちに、私の顔をした人が分裂して人を助けてるのかも。いろんな人にこれを言っていたら「助けてもらいました」といわれることも多くなって・・・。

テンプル ──

別に森先生の患者さんじゃなくても、来てもらえるんですか。

森 ──

そうみたいです。

テンプル ──

これを読んでる方も、夜中に急に体調が悪くなったときには「助けて、森先生」とお願いするといいかもしれませんよ。

そういえば、先生は最近、龍体文字で治療もされていらっしゃいますよね。龍体文字を使い始めた経緯は何だったんですか?

森 ──

うちの治療院の受付のご主人が表具師さんなんですが、最近、マンションが増えて床の間がない家が多くなったので、お仕事が少なくなったそうなんですね。それで表具師さんにお仕事をたくさん出せないかなぁと、神代文字のワークショップをしようかなとネットで本を数冊注文したんです。すると明け方、夢に丸顔のおばさんが出てきて「お手伝いします」と言われたんです。目が覚めて、いったいあの方は誰だろうと思っていたら本が届いて、本にその女性の顔を見つけて、龍敬子さんという龍体文字を書かれる方だったんです。これは龍体文字を書けってことかなと思ってワークショップを開きました。

龍体文字は5600年ぐらい前に日本に存在した文字です。うまじあしこびのひこじという神様が編纂した、漢字が伝わる前の文字だと言われています。超古代の文字なのに、今のひらがなに該当する文字が全部あり「へ」や「を」などの接続語にあたる文字もあります。「ん」も「ゑ」「ゐ」も存在します。

フトマニという丸い円盤状に48音を書くんですが、ホツマツタエやカタカムナには無い文字も龍体文字は全部あるんです。 龍体文字

テンプル ──

龍体文字は何か不思議な力を秘めてるんですか?

森 ──

『キニ』という文字を頻繁に使ってるんですけど、エネルギーを集めたり痛みを取るという力があって、龍体文字の『キニ』をサインペンで皮膚の上に直接書いたり、湿布の上に書いて貼ると痛みが止まったりします。癌で強い痛みがある男性の方がいらしたんですけども、 何をやっても痛みが止まらなかったのに『キニ』と書いたら痛みが止まったそうです。

ちょっと状態な悪かった人の背中に『キニ』をいっぱいに書いたら、検査の数値がかなり良くなったということもありました。

テンプル ──

『キニ』の他におすすめの文字はありますか?

森 ──

『フ』の文字は霊がついて体が痛いという時によく効きます。パッと霊が消えるそうです。

テンプル ──

龍体文字にはそれぞれ固有の働きがあるんでしょうか。そして他の文字と組み合わせると、また別の働きを持ち始める・・・。バッチ博士が見つけられたフラワーレメディみたいですね。それはどこで学ばれたんですか?

森 ──

『キニ』は本で読みました。あと数文字は人に教えてもらったんですけど、ダウジングや自動書記で教えてもらった意味もあります。

テンプル ──

古代の日本人が使っていた叡智なんですかね。私は一日中パソコンの前にいることが多くて、夕方になると目の疲れを感じるようになったんですが、そういう場合はどの文字がいいですか?

森 ──

やはり『キニ』がいいと思います。エネルギーを集める働きがありますし『キニ』と書いたアイマスクをしてしばらく休むとか。

『キニ』には不思議な話がいくつもあって、頭痛持ちの方が頭の左右に『キニ』と書いたら頭痛が消えたそうなんです。そして同じときに文字を書いたのに、痛みが取れた方の『キニ』の文字だけが消えて…。痛みが強いところの文字は消えるのが早いらしくて、エネルギーをたくさん使うから消えるのが早いのかなと思ってるんですけど。

以前、あるセミナーに参加したら、瞑想がうまくいかない参加者さんがいらして、瞑想が深くなる龍体文字をダウジングで調べて、その人の額に『ヲ』の龍体文字を書いてあげたんです。そしたらその日の瞑想は深く入ったと喜んでました。

フトマニっていう丸い図には日本語の48音が全部入っているんですけど、真ん中にイザナミとイザナギが国作りをしたみたいな文字があります。右回り左回りの渦と子宮のようなマークと。その周りの円には、地球が出来て植物が生まれて、というような文字が並んでいて、次の円には「あわの歌」の先頭の文字があり、一番外の円は2つずつの文字が並んでます。神羅万象がこの48音の中に埋め込まれているんです。

この宇宙の森羅万象をあらわす音霊を日本人は何千年も前から言葉に出してきたわけですよね。しかも1度も他の国から占領されて中国語にしなさいとか英語を話しなさいとかということもなく、ずっとこの「あいうえお」を発音して聴いて脳波に浴びてきました。 この言葉の音を聞いて喋って感じてきたからこそ、日本人らしさやアイデンティティ、魂が形成されてきた気がします。この48音1つ1つがパワーを秘めているなんて、すばらしいなぁと思います。

テンプル ──

そう聞くと、一音一音をぞんざいに扱えなくなりますね。汚い言葉じゃなくて愛や優しさを伝えるために使いたいですよね。『キニ』と『フ』と『ヲ』でさえ、こんなに力があるんですから。森先生、もっと研究して教えて下さい!

森 ──

はい。そして、もっと多くの人に使ってもらえるようにします(笑)!