清水義久さんのタイトル

Interview

清水先生 ──

それでは先ほど話題にのぼった「良い人間になります。ありがとうございました」という文言をはじめ、著書やセミナーのなかでも紹介しているマントラと、手足のツボを組み合わせた方法をお教えしましょう。

この「良い人間になります。ありがとうございました」という文言は、すべての神さまに通用するようなマントラの一つだと先にお伝えしました。これは、実は口から発するだけで頭頂のチャクラが開き、神さまに繋がりやすくなるという秘密の呪文なんです。このマントラを唱えるときに、手の“大陵(だいりょう)※3というツボのところを中指で触りながら言います。

次に、過去を立て直す「あれはあれでよかったのだ」というマントラを口に出しながら、人差し指で“太淵(たいえん)※4というツボを触る。最後に、未来を立て直す「これからきっとうまくいく」というマントラを言いながら、“神門(しんもん)※5というツボを中指で触る。これを各3回ずつ繰り返します。これによって潜在意識や雑念が浄化され、すべての世界に道が開くようになっていきます。ただ文言を唱えるよりもツボを押しながら口に出すことで、より効果が出やすくなります。

ついでに、「自分のセルフイメージを書き換えることができる」ツボもお教えしますね。“列欠(れっけつ)※6というツボを人差し指で触りながら、「痩せたい」、「彼氏ができますように」etc.……、「自分がどうなりたいか」という理想像をコールしてください。これによって顕在意識の書き換えができるようになります。

テンプル ──

もしかして、「超意識の書き換え」ができるツボもありますか?

清水先生 ──

出ましたね(笑)。これが実はあるんですよ。足の内側にある“公孫(こうそん)※7というツボに人差し指と中指を当てて、両親や先祖に「ありがとうございます」と素直な気持ちで呼びかける。そして、足の甲にある“臨泣(りんきゅう)※8という「セルフの過去の業が溜まっている」ツボにエネルギーを入れて「あれはあれで良かったのだ」と3回繰り返す。するとセルフの業と宿命の業がきれいになり、そのうちに本質生命体が目覚めていく……ということさえ起きてきます。


  • 3 大陵(だいりょう)……手のひらを上にして、手首を手前に曲げたときにできる横ジワの中央にあるツボ。 大陵(だいりょう)
  • 4 太淵(たいえん)……手のひら(親指側)の膨らみの下にある凹み部分にある。 太淵(たいえん)
  • 5 神門(しんもん)……手首(小指側)の横じわ上の少しくぼんだ場所にある。 神門(しんもん)
  • 6 列欠(れっけつ)……手首(親指側)の内側の動脈に、もう片方の手の指を甲から回したときに、薬指のあたる場所。 列欠(れっけつ)
  • 7 公孫(こうそん)……足の土踏まずのアーチ中央付近にあるツボ。 公孫(こうそん)
  • 8 臨泣(りんきゅう)……足の小指と薬指の骨が合流するあたり。 臨泣(りんきゅう)