折りに触れ、中山さんと息子さんはセッションに助けられていたんですね。徳島から再び横浜に移ってきたのは、いつなんですか?
2022年11月に横浜に来ました。2022年の4月頃、ウイルスは変異して大丈夫になったから、移動してもよいとセッション中に言われました。
さて、ここでようやく、中山さんがされているヒプノチャネリングについてお伺いできるところまで来ました(笑)。あらためてヒプノチャネリングについてお伺いします。クライアントの潜在意識に中山さんが入って行うセッションとのことですが、 その間の中山さんの意識はどうなっているんですか?
意識はあるんです。 自分の意識はあるけれども、あるポイントまで到達すると、自分がスーッと消えていきます。自分の意識はあると言えばありますが、それは自分ではない感じです。
ケイシーは自己催眠下に入って、クライアントの潜在意識にアクセスすると、「Yes, We have the body」と言っています。クライアントへのアドバイスも「我々のみるところ・・・」と、主語は「I(わたし)」ではなく「We(我々)」なんですね。それはケイシー単独の意識ではなく、何度も転生を繰り返した魂の集合体として話しているからだと言われています。もしかしたら、中山さん1人の意識を超えた意識でアクセスされているのかもしれませんね。
その意識はとても理解できます。確かに「私たちは」という感じです。私の場合は、皆が繋がっているイメージです。
中山さんのセッションを受けて興味深いと思ったのは、ケイシーと同じく、必ず誘導者が必要なんですよね。 その誘導者に、中山さんが「10段の階段を作ってください」 とか「マスターを呼び出して下さい」と指示をされます。指示が出せるなら、自分で階段を降りたり、クライアントのマスターにダイレクトにアクセスすることが出来そうですが。
自分では出来ないんです。1人では先に進めないんですよ。自分がいなくならないと質の良いセッションは出来ないんですが、そんな状態になると、今度は何も考えられなくなります。浅い意識の時にはまだ自分で指示を出せたり考えることができます。でも本当に深いセッションになると、全部を委ねた方が、質の高いセッションになります。
ということは、中山さんが誘導者に指示を出している間は、まだ比較的浅い意識レベルでセッションをされているという事ですか?
深く入っていかないと見られない世界もあれば、浅い時の方が見やすい世界もあるんです。 現実的な世界は浅い意識状態でいる方が見やすくなります。 その人の本質、真我のところに行くと、もうそこは全てが1つ、ワンネスの世界になっているので問題が問題ではなくなっています。なので、浅い潜在意識レベルと真我との中間点で留まることで、その方の問題を深く見ることができます。セッションに慣れた誘導者だと、その人の指示に従ってセッションが進んでいきます。息子はもう慣れているので、様々な質問を彼の方からしてくれるので、やりやすいです。具体的な質問をしてくださると、それだけ具体的な答えを取りに行くことができます。
やはりセッションに慣れた誘導者の方がスムーズにセッションが進行しますか?
誘導者自身も自分の意識をOFFにしてくれないと、誘導者の意識や感情が私に入ってきて、セッションの邪魔になります。そうなると、まずは誘導者の意識や感情を対処してからでないとセッションが進みません。誘導者に強い感情があると、セッションはできません。
そういえば、セッションを始めた頃は、ケイシーの本や光田秀さんの本に救われました。セッションを始めた頃、超古代エジプトや、海底に沈んだ古代文明など、何万年も前の地球の様子を色々見せられました。海底に沈んだ古代文明では石が宇宙と交信をしていました。でも、自分が見たものがずっと信じられなくて・・・。ケイシーの本を読んで、ようやく自分が同じものを見ていたことが分かりました。多分、ケイシーの本を読まなかったら、自分が見た世界が信じられなくて、セッションを止めていたと思います。
超古代には、ケンタウロスのような半人半獣の人がいたり、羽や蹄を持っている人がいたとケイシーは述べていますからね。