中山千晶氏のタイトル

Interview

テンプル ──

1981年、ボスニア・ヘルツェゴビナ(旧ユーゴスラビア)にあるメジュゴリエという村に住む6人の子どもたちの前に、聖母マリアのご出現がありました。それ以降、毎日その6人の子供たちの前に聖母マリアはご出現され、そのうち何人かは、聖母マリアから10の予言を託されています。6人のうち何人かはまだ全ての予言を受けていないんですが、最後の1人が10番目の予言を受け取った時には、人類や地球を揺るがすような悲劇的な出来事があるのではと言われています。メジュゴリエという場所柄、おそらく ヨーロッパ中心のことではと思っていますが、日本にも同じような予言はいくつもありますよね。

中山 ──

そのようなことは起こりうると思っています。でも、私たち人間は、自分たちの意識で大難を小難に変えることができるとも思っています。起こると決まっていることは変えられない。でも小難にすることは出来る。私が今「調和」という言葉を皆さんに伝えているのは、大難を小難にするためなんです。

息子が生まれた時に見た夢は、世界中で戦争が起きていた夢でした。すごく怖かったです。人間の意識がそちらに向かっているという事だと思います。実際、世界中で紛争が起きていますよね。今から24年前の2000年は、表向きはまだ平和でしたが、すでにその予兆はあったわけです。この子が大きくなった時に戦争が起こるなんてありえないと、その時は思いましたが、今だと信じられますよね。

テンプル ──

中山さんが夢でみた戦争に日本は参戦していたか、巻き込まれていたんでしょうか。

中山 ──

2000年に見た戦争の原因は水を巡っての戦争でした。日本は水が豊富な国ですし、一部の地域を除いて、世界にも水は豊富にあります。だから水を巡る戦争ってどういうことだろうと思いました。

テンプル ──

安全に水が飲める国は世界でも少ないそうです。日本も水源地や森林が海外資本にどんどん買われていますよね。私は日本の水の未来がとても心配です。

中山 ──

私がみた夢の中で、息子は将来、水に関する大切な機械を作るであろうと言われました。今、息子は東大の工学部に進んでいます。夢の中では外国の方と一緒に仕事をしていました。だから、そのようになるんだなぁと漠然と思っていましたが、実際、夢でみた未来が近くなりつつあります。でも戦争が起こるなんて、本当に怖いです。

テンプル ──

3.11の時には放射能が日本中に拡散し、そしてコロナがあり、私たちの心と身体は弱体化しています。この2つを経験した日本人の未来について何かメッセージはありますか?

中山 ──

3.11が起こった後、子供たちに異変が起きていることが分かりました。だから息子を国外に出したんです。子供が日本にいては危ないと思ったからです。今、癌の方も増えていますよね。 それでもなお、これからの世界に対し、日本人の役目は大きいと思っています。

私は富士山が噴火する夢も見ています。どちら側から見たかは思い出せないですが、左側の中腹あたりから噴火するビジョンをみました。

テンプル ──

それは、いつ頃でしたか?

中山 ──

戦争が起きるのは、もう少し先だと思いますが、戦争よりは前でした。すでにマグマのエネルギーは溜まっていると思います。それよりも日本に大地震があるように思います。日本のちょうど中心あたりで大きな地震が起こり、北も南も揺れる。

テンプル ──

地震学者が警戒しているのは南海トラフですし、中部あたりの地震はあり得ます。

中山 ──

日本の中心が揺れ、日本全体が揺れたら、経済活動も混乱します。日本は1回 ドーンと落ちるという意味かもしれません。でもそこから立ち直るのが日本と日本人だと思っています。

テンプル ──

以前、中山さんから聞いたお話で記憶に残っているのは、地球は温暖化ではなく寒冷化に向かっているって言われていましたよね。

中山 ──

それは、2012年にオーストラリアにいた時にセッションで見た未来です。ある方から「未来の地球を見てください。このまま地球は温暖化するんでしょうか?」という質問でした。そしたら 寒冷化していたんです。その時に見たのは、白人の方が氷が厚く張っている川の中程でその氷に穴を開け、魚を釣っている映像でした。「寒冷化している」とマスターは言っていました。その時点では、 2030年の世界だと言っていました。

テンプル ──

あと6年後の世界ということですよね。

中山 ──

未来は変わっていきますが、2012年の段階では2030年の世界でした。寒冷化したら農業や食環境が大変になります。

テンプル ──

長年、世に出ることのなかった「御霊石」が語り始めたということは、私たちが今こそ自分たちの意識や生き方を変えていかないと、生きている間に大きな苦難の時代を経験することになる、ということでもあると思うのですが、そのような警告は「御霊石」からされていませんか?

中山 ──

最近の御霊石のセッションでいただいたメッセージをお伝えします。

「建て替え、立て直しの時が来ます。今こそ、御霊磨きをしてください。御霊磨きをしていたら、どんなことがあっても恐れることはありません。肉体を持っている時間はあっという間です。御霊磨きをしていないと、多くの人が破壊に繋がる活動をしてしまいます。この世界にいる間に、御霊磨きをしてください。蒔いた種は刈り取るときが来ます」

これらのメッセージをいただきました。私たちの魂を輝かせていると、何があっても恐れることがないとういうのは、実際に聞いた時とてもパワフルで明るいエネルギーでした。

確かに、起こる事象は変えられないかもしれません。けれど大難を小難に変えることができると信じています。そして何より、恐れることがないというのはとても希望が持てました。今後もこう言ったメッセージをお届けできることが私の喜びです。今回、菜央子さんからこのようなお話をいただけて、本当に感謝しています。ありがとうございます。

今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

インタビュー、構成:光田菜央子