中山千晶氏のタイトル

Interview

テンプル ──

徳島の三木家といえば、天皇即位の大嘗祭のために麁服(あらたえ)を用意される家系として有名な方ですよね。

中山 ──

三木家の三木さんは、私にとって家族のような方で、子どもの頃から、よく泊まりにも行っていました。だからかえって重要だと感じていなかったんですね。ところが今回、三木家を訪問した時に「御霊石(みたまいし)」が三木家に保管されていることが分かりました。

中山千晶さんと第28代三木家当主三木信夫氏との2ショット

テンプル ──

「御霊石」というのは、神社の「ご神体」のようなものですか?

中山 ──

そう表現するのが、一番分かりやすいかもしれませんね。今の当主は鎌倉時代から数えて28代だと言われていますが、その三木家に古代から伝わる「御霊石」が大切に保管されているのが分かり、とても驚きました。

東京で光田さんに会いに行かなければ、このタイミングで「御霊石」には辿り着いてないんです。これまでずっと「御霊石」は表に出してはいけない話でした。でも「日月神示」を研究されている中矢伸一さんとの対談で表に出たこともあり、ここでもお話しさせていただいています。

「御霊石」の詳細は、詳しくはお話しできませんが、 三木家でも当主だけが「御霊石」が安置された部屋に入ることが出来ます。ご家族の方でも入れません。代々ずっとそうやって守ってこられました。

建築年代が古く大規模な三木家住宅

テンプル ──

当主だけが直接その石と対面できるんですか。いつの時代に託されたものか分かりませんが、きっと古代の叡智を記憶している石なんでしょうね。

中山 ──

中矢さんによると、日月神示には「石が喋り出す時代が来る」と書かれているそうなんです。その三木家の「御霊石」 は「調和を取り戻さなければいけない。そしてこのメッセージが表に出る時が来た」と語っていました。すごいことが起きていると思います。そして、この話は表に出さなければいけないとも思いました。ところが「御霊石」を本や映像を通じて伝えてもらおうとすると、様々な事象が起こり始めました。その人が健康を害したり事故に遭いそうになったり、カメラや機材が動かなくなったり・・・。本物でなければ命に支障がある、危険なことが起きることが分かってきました。

テンプル ──

そんな大切なお話がWEBインタビューとして出るかどうか、試されている気がしますー。

中山 ──

今の地球で起こっていることは、個人ではどうにもならない時代に入りました。目の前の個人の問題を対処しながら生きる時代は終わったと思います。三木家の「御霊石」も、これから表に出る時代が来ています。いま、三木家の「御霊石」のメッセージが世に出るということは、大きく時代が変わる時期だと思います。様々なことがものすごいスピードで起きています。 このまま行くと、日本はこれから厳しい局面を迎えると思います。だからこそ、私たちは今のうちに意識を変えていく必要があります。

テンプル ──

旧約聖書には、 乱れに乱れたソドムとゴモラの町を神が滅ぼしに来たとき、アブラハムが「その町に正しい者が50人いても滅ぼすのか?40人だったら?30人だったら?20人だったら?」と、正しい者が少しでもいるならその町を滅ぼさないで欲しいと交渉した話があります。最終的に、正しい者が10人もいなかったので、ソドムとゴモラは滅ぼされたわけですが、日本の未来について、これだけの方の意識が変わる必要がある・・・といった具体的な内容は言われたことはないですか?

中山 ──

そういうことについては、まだ聞いたことがありません。ただ「御霊石」は『共感力と調和』というキーワードを言っていました。この言葉がどういう意味なのかは、まだ私はつかめていないんですが。

もう1つ、『共感力と祈り』は息子とのセッションで、今の日本人に必要なスキルとして出てきたキーワードです。でも今まだ、多くの方が個人的な事で悩んでいます。でもこれからは、1人ひとりがもっと大きな視点で世界を見ていかないと、日本も大変になってくると思っています。

テンプル ──

「祈り」 というのは個人的な祈りではなくて、もっと大きな祈りを要求されているんでしょうか。

中山 ──

祈りには両方向あると思います。 世のためにも祈る、自分のためにも祈る。自分のための祈りも「どうか私が清らかでありますように」 というような祈りです。

息子がマスターに「共感力ばかり高かったら、共感力の高さゆえに苦しむのではないか」と聞いたんです。 目の前に苦しんでいる人がいたら、自分も苦しくなってしまうと。するとマスターは「だから祈りがある。自分のことも祈ることができるし、相手のことを祈ることもできる。相手の苦しみが少しでも安らかになりますようにと祈ることはできる。祈りは自分に対しても、周りの人に対しても、両方に対してベクトルがある」と言っていました。そんな気持ちがあれば、どんな高い共感力を持っていても人のことで苦しむことはありません。だから共感力と祈りはセットなんです。私たち日本人や地球人には、この2つがセットで必要なスキルです。