マスター・プラブジ、マスター・サティシュジ氏のタイトル

Interview

テンプル ──

新幹線に乗った後、どのような経緯でプラブヨガを日本で教えることになったんですか?

プラブジ ──

新幹線に乗ったあと、名古屋と東京でプラブヨガのワークショップを開催しました。その時には日本の皆さんは私たちのことを知らないわけですから、名古屋と東京でヨガスタジオを持っているオーガナイザーが開催してくれました。彼女はシンガポールで私たちのクラスに参加したことがありました。

そのときに、参加された皆さんから「もっと学びたい」というリクエストをたくさんいただきました。残念ながら、その名古屋のオーガナイザーから「これをしてはいけない、あれをしてはいけない、これを言ってはいけない」という制限がかかり、それならばと、翌年は自分たちで日本に行って会社を作ることにしました。生徒に教えたいことがたくさんありましたから。もちろん地元の生徒さんにはたくさんのサポートをもらいました。今、「プラブヨガ」と「ナディクレンジング」は登録商標になっており、プラブヨガを正式に教える資格を得ているインストラクターしかこの用語は使えません。

日本で初めてRYT200を開催したときは、20人くらいの参加者でしたが、ほとんどがヨガの先生やヨガスタジオを経営しているような方々でした。今、通訳として活躍しているチナツさんは、その時の第一期生です。

レッスン風景

コロナ後はマレーシアへの帰国が難しくなったので、日本各地でRYTやワークショップを開くことにしました。名古屋の生徒さんが会計処理を手伝ってくれました。伊勢から名古屋のクラスに参加してくれたトモコさんは、身体の痛みがプラブヨガをやっているうちに解消していったということで、2021年の6月頃まで通訳の仕事を担ってくれました。その後はチナツさんが通訳としてずっとついてくれています。

サティシュジ ──

実は、日本で初めてプラブヨガをオリジナルな形のまま人に伝えてくれたのはナオコさんなんです。

プラブジ ──

それまではプラブヨガを学んでも、プラブヨガがどういうものかを説明できる人がいませんでした。「プラブヨガを学んだ」と書いてあっても、「プラブヨガとは何か?」が説明されてなかったのです。なので、ブログで紹介されても、プラブヨガの説明がなかったり、ワークショップの日時と参加費だけ書かれているような感じでした。 プラブヨガとはどんなヨガなのか?プラブヨガに行くと何が学べるのか、体がどう変化したのか。そんなことを初めてナオコさんがきちんと書いてくれて、プラブヨガを広く日本の人々に紹介してくれました。

 RYT200参加日記(1日目) https://caycegoods.exblog.jp/32114878

 RYT300参加日記(1日目) https://caycegoods.exblog.jp/32304276

テンプル ──

ちゃんとプラブヨガが説明できていたかは心許ないですが・・・。

伊勢のトモコさんがプラブヨガのRYT200に参加された頃、私は「急にヨガに通い始めて、トモコさんの人生にいったい何が起こったんだろう?」といぶかしく思っていました。彼女は伊勢で自分の仕事がありましたから・・・。その後、トモコさんの紹介で、東京のプラブジ先生のクラスに少し参加させてもらったら、いきなり私はヘッドスタンドをさせられて・・・。生まれてこのかた、ずっと運動音痴の運動嫌いだったので、それがけっこう衝撃的で・・・(笑)。

そんなきっかけもあり、プラブジ先生のクラスに参加するようになりました。端から拝見していると、プラブジ先生は日本各地でワークショップを企画している割に、ちゃんとプロモーションをしているようにも、集客が出来ているようにも思えませんでした。だからヨガクラスの生徒さんが2~3人のこともあるらしいと。プラブジ先生は生徒数が少なくても全然気にしてないようでしたが、せっかくいいヨガなのに、多くの人にその情報が届いてないのは、やっぱりもったいないし、経済的にも成り立たないだろうと・・・。それで、お節介とは思いつつ、ブログで紹介し始めました。もちろん、私自身がプラブヨガは素晴らしいヨガだと実感したからこそ紹介したわけですが・・・。

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プラブジ ──

今は、プラブヨガを学びたい人が直接連絡をとってくれて、直接、学べるようになりました。