マスター・プラブジ、マスター・サティシュジ氏のタイトル

Interview

テンプル ──

ということは、ヨガとは、私たちが本で知っているヨガのイメージを超えた、もっと大きな哲学や宇宙観を学ぶ道であるということですね。

サティシュジ ──

大きな哲学があります。

プラブジ ──

私は昨年春のRYTのクラスが終わったら、日本を出国する予定でした。世界中の人がプラブヨガのクラス開催を待っていましたから。そしたら世界中がロックダウンとなり海外に行くことが難しくなったので日本滞在が延びました。そしたら今度はオミクロンがやってきました。そしてまた滞在が伸びました。そしたら、八ヶ岳の場所が私達の元にやってきました。それまで、私たちは不動産を購入するつもりは全くなかったんです。あちこちの不動産を見て回ったわけでもない。八ヶ岳の場所しか見ていないのに、即決で購入しました。あの場所が私たちの元にやってきたのです。後で、八ヶ岳はマイナスイオンが多く、日本でも聖地の1つに数えられる所だと聞きました。

ヨガの練習

テンプル ──

ということは、お二人は日本に深い魂的なご縁、繋がりがあるということでしょうか。

サティシュジ ──

神の計画の一部なのかもしれません。魂の浄化を続けていたら、そういった良い出来事が引き寄せられてくると思います。そういった考え方は、日本とタミルの両方にあります。

両親が知恵のある子どもにしたいと願っていたら、知恵の方からその子を探してやってきます。すると子どもは自然と知恵に引き寄せられ、そのような資質を持つようになります。プラブヨガは科学的な知識とも繋がっているので、日本人には理解と吸収がしやすいと思います。そういう理由で自然にプラブヨガに繫がりを感じて、学び始められているのだと思います。

テンプル ──

お二人はまだ40代と若いので、あと30年、40年と日本で教え続けて下さるのではと期待しています。

プラブジ ──

もうすでに日本でプラブヨガの先生方もたくさん誕生していますから、彼らからヨガを学ぶことができます。

サティシュジ ──

私たちは未来を計画できません。決定は常に神からやってきます。決定がなされたら、人がそれに引き寄せられてきます。10年後、20年後のことは分かりません。私たちの目の前にあるのは今日、今だけです。未来への希望はありますが、それは神が決めるのです。

プラブジ ──

将来的に、インドの寺院を巡るスピリチュアルな旅にお連れしたいと思っています。一般には立ち入ることの出来ない秘密の寺院もあります。寺院を訪れる本当の意味を皆さんあまり知らないですよね。例えば、火のエレメントを活性化してくれる寺院もあります。とはいえ、お祈りしたら活性するわけではなく、それなりの作法があります。ただし、肉を食べている人は入れない寺院もありますから、皆さん、旅行の前からベジタリアンになっておく必要があります。

テンプル ──

寺院巡りの旅を楽しみにしています。日本でのますますのご活躍とご発展もお祈りしています。

今日は素晴らしいお話をありがとうございました。

インタビュー、構成:光田菜央子  通訳:四本百合香